愛というなまえ
」のレビュー

愛というなまえ

田中森よこた/Henri

とても切ない。ちょっと苦手^^;

ネタバレ
2019年7月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 殺したい程憎い男の息子との愛憎からの純愛モノ。8歳差従兄弟の子ども時代からおとなまで。父を亡くした郁朗が田舎の祖母の家に引き取られそこには年上の従兄恋文がいて。優しい祖母からは想像出来ない程、娘(恋文の母)息子(郁朗の父)がロクデナシでその犠牲になった子ども達(郁朗×恋文)の恋模様。

母親の虐 待から唯一救い出してくれた叔父(郁朗の父)にされた非情な仕打ちを思うと恋文が気の毒でならない。郁朗を一人前になるまで見守る恋文と、脆い恋文を守りたいと男前に成長した郁朗。

酷い生い立ちの救いと思えばハッピーエンドなのかな。背景がキツすぎる割にサラッとしていてバランスが。その分読みやすいかも。ラブラブ愛情というより依存かなと思うのでモヤモヤは残るお話^^;
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