私は悪役令嬢なんかじゃないっ!! 闇使いだからって必ずしも悪役だと思うなよ
音無砂月/あららぎ蒼史
このレビューはネタバレを含みます▼
五章に入ってから読む価値無し。
周囲の手のひら返しに態度が変わるのもムカつくが、それは他人だから突っぱねればいいだけ。
それよりも200ページになる前辺りから、『公爵夫人』の態度に腹が立つ。
正直な話、「今さら何言ってるの?」という感情がわき出た。
この作者、家族と長年続くわだかまりが、そんな単純に弱まると思ってるの?
だったら、けっこう『しあわせな人生』をお送りで。
10年以上も続いたわだかまりは、そんなに簡単に払拭できません。
大体、弟が一歳の時の騒動も、それ以降も、『家族として認められずに避けられてきた』じゃないですか。
それも、公爵とは違い、マナーを見てもらうだけの短期間しか付き合いのない女。
これが公爵との付き合い方を変えるキッカケになるなら納得するけどね。
そんな公爵夫人に、憎しみと怒りの言葉を吐きつけて、ひと月は様子を見てから、その後の付き合いを考えるもの。
その点では、ちょっと、どころか大いに不満だね。
マジで返品したいよ。
サイトでも批判が多いから、やる気なくして投げ出したんだろうな。
それなら出版しなければよかったのに。
ああ、これってコミカライズされてるけど、アレが五章以降も続くなら見る気はない。まあ、コミカライズは途中でお終いできるから。批判が増えた第五章前の残念ヒロインが処罰されたところで終わればいいだけよね。
この作者、投稿サイトで不評コメントが多くて、読者受けに作品を書き直して、それでも叩かれて途中で投げ出したり打ち切った話も多いですよね。
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