怖いくらいの偶然





2019年7月31日
この作品は、手塚治虫の死去により未完となっています。
作中で日本人がゲリラに誘拐される事件は、実際に起きた三井物産マニラ支店長誘拐事件をモデルにしているそうですが、その事件の被害者の若王子さんは、なんと、膵臓がんで1989年2月9日に、手塚治虫と同じ日に亡くなっておられます…
こんな偶然があるのですね…
ちなみに、この作品の最後の6回は全て病院のベッドの上で描かれたもので、三巻の巻末には胃がんでひどく痩せてしまわれた様子で病院のベッドの上で本作を描く自身の姿を描いておられます。
「日本人とは」何か問いかけるこの作品を最後まで読めないのが残念でなりません。
作中で日本人がゲリラに誘拐される事件は、実際に起きた三井物産マニラ支店長誘拐事件をモデルにしているそうですが、その事件の被害者の若王子さんは、なんと、膵臓がんで1989年2月9日に、手塚治虫と同じ日に亡くなっておられます…
こんな偶然があるのですね…
ちなみに、この作品の最後の6回は全て病院のベッドの上で描かれたもので、三巻の巻末には胃がんでひどく痩せてしまわれた様子で病院のベッドの上で本作を描く自身の姿を描いておられます。
「日本人とは」何か問いかけるこの作品を最後まで読めないのが残念でなりません。

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東陽 さん
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