痴人の戀
」のレビュー

痴人の戀

草野來/成瀬山吹

明治大正時代のエロス

ネタバレ
2019年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんの作風が「龍の…」から変わり、私はこちらの作風の方が好きです。
ライトノベルにしては漢字が多く、時代考証もキチンとできていて、男女の恋愛だけでなく、人間愛まで描かれているのが読みごたえがあります。
エロスも良く、19歳離れた男女がどうやって恋に落ちたのか、無理がなく、描かれています。イラストもこの作品にあっていて、良かったです。
あとがきの周りの人たちから見たふたりも、もっと読みたくなりました。
できれば、ふたりの恋の続きが読みたいです。
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