待ち狐と人の子
」のレビュー

待ち狐と人の子

ん村

旦那様は私を抱きながら祖父の名を呼ぶ

2019年8月4日
大正時代。妖狐×書生。
長く生きる妖狐が心を許した青年は早逝した。偶然、孫が来た。そんな話です。
主人公は書生。基本的に書生視点ですが、妖狐視点もあります。お互いに嫉妬するところが可愛いです。
妖狐と主人公の祖父は、あくまで親友。そこはご安心ください。
妖狐にとっての最愛は、間違いなく主人公です。

作者の最推しが狐と金魚だそうで、狐愛があります。そのうち金魚がでてくる作品も見たいですね。
いいねしたユーザ3人
レビューをシェアしよう!