官能小説家を調教中v
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官能小説家を調教中v

かんべあきら/森本あき

濡れ場が書けない官能小説家

ネタバレ
2019年8月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 同名小説のコミカライズ版。強引な友人・龍×童貞の官能小説家・紅葉。後半には大御所作家・近衛×紅葉の担当編集・若葉のお話もちらっと。濡れ場がうまく書けない紅葉は、未経験だから書けないんじゃないかという龍に乗せられてHすることに。鈍い紅葉となにかと確信犯的な龍の両片想いから始まり、途中からは恋人同士に。そういう理由ならなにも官能小説じゃなくてもいいような、とは思うけど作家として順調にステップアップしていく紅葉がどこまでいけるのか見てみたい気もします。天然な紅葉を龍がうまく誘導したり軌道修正したり、とってもお似合い。一方の近衛×紅葉は、小説だと彼らメインのお話も出ているようですが、そちらのエピソードを混ぜ込んだような感じ。拗らせ大人のジタバタは好みだけど、ちゃんと描かれてないので彼らの馴れ初めもぜひスピンとして出して欲しいなあ。両CP揃った描き下ろしに和みました。
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