鋼の元帥と見捨てられた王女 銀の花嫁は蜜夜に溺れる
小出みき/森原八鹿
このレビューはネタバレを含みます▼
評価が高い理由は分かるのですが、私はダメでした。ヒロインは健気で好感持てますが、あとの主要人物が全員受け付けない。ヒーローはヒロインが過酷な目に遇ってるのが分かってるんだから、もう少し力になってやれよ。処刑ギリギリに間に合うシーンはドラマチックだけど(作者様はそれを書きたかったのでしょうが)、その前に何とかしろよと思ってしまう。はっきり言って怠慢。ヒロインの母も良かれと思ってしたことが裏目に出て、関係者全員が不幸に。王様は被害者ではあるけれど、良い歳して歳の離れた妹に八つ当たりで処刑とか、終わってる。途中で態度を変えても、正直白々しい。前王は悪の塊(諸悪の根源)なので、そういうものだと思って見てましたが。
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