るろうに剣心 裏幕―炎を統べる―
」のレビュー

るろうに剣心 裏幕―炎を統べる―

和月伸宏/黒碕薫

由美に主軸を置いた漫画と方治が主軸の小説

ネタバレ
2019年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ かつて十本刀が初集合したとき、そして由美が志々雄の傍へついた時の話。
漫画と小説が相互補完的になっていて、両方読むとキャラの心情、行動がよくわかる良作。コアなファンほど嬉しい内容になっているのでは。
特筆すべきは小説・方治編。ともすればネタキャラ扱いされていた彼がいかに人間臭くも才覚に溢れ、魅力ある人物なのかをよくあれだけの文章量で表現出来たと感動しました。この作品で一気に彼を好きにになった人も多いのでは。
割り切ろうとして割り切れない方治と、感情が欠落してるからそもそも割り切ることがない宗次郎の対比が悲しいほどに方治を魅力的に引き立てる。
願わくば原作で夢か現か幻の中で彼が辿り着いた地獄に彼女がいますようにとすら思った。
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