コーリング
」のレビュー

コーリング

宮本佳野

シリーズ三部作の1冊目。ドラマの始まり◎

ネタバレ
2019年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 佳野さん作品の【RULESシリーズ】とその序章【ラバーズ、ソウルズ 完全版】が大好きなので、こちらのシリーズも読んでみたら…すごい!!早く読めば良かった♪

『コーリング』『ノーウェア』『エデン』と続く【公安0課シリーズ】三部作の舞台は、テロ多発する近未来の警視庁公安0課。

・表題作「コーリング」は、
一般人(ショップ店長)ケイゴ×0課シキ(錦織)

・2話目「ナイト・コール」は、「コーリング」の前日譚。シキが新人時代の時間軸で、
0課上官 TJ高野×シキと同期の0課新人 浅岡

の2cpの話。1冊目は序章的で、唐突で突っ込みどころ満載ではあるけれど、極秘組織テロ対策0課の緊迫感や公僕の欲望や揺れ動きなど微妙な関係が魅力で、続きを知りたくなる。3冊読むとこちらの1冊目の話も感動出来る◎

他、読み切り『黄金の雨』(前編・後編)は、大きな秘密が鍵のミステリアスな話。謎が多い!!が、これも佳野さんらしくていいんです(^^)v
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!