このレビューはネタバレを含みます▼
表題作＋描き下ろし＋カバー下収録。実の兄弟(双子)高校生もの。
「双極」全6話
学年トップの優等生で双子の兄・郁朗と、落ちこぼれの弟・朱也のお話。ある事が原因で、まともな会話も交わさなくなった二人。でも朱也の視線だけは気になって…。いろは先生の描く目力が効く！郁朗がぶちキレてからの流れの変化に、ゾクゾクしちゃいました。「双極」である二人の関係性が大変興味深く、執着の裏にあるものがじわりじわりと見えてくる展開がお見事。全体的にビターテイストですが、良い仕上がりに満足です。欲をいえばこの先も読みたいところですが。描写は白抜きにて。ただしガチ兄弟ものなので、苦手な方はご注意を。
「わずらい」描き下ろし8ページ
4ヶ月後。
「あとがき漫画①②」カバー下
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