このレビューはネタバレを含みます▼
漫画1〜3巻→小説2〜7巻→小説1巻という順に読んでからの感想です。
ティアラが可愛く、アクア様がカッコイイ。幸せな気持ちになれるお話です。
1巻では好きになれなかったアカリも、巻を重ねて味方になってからは、頼もしい存在になりました。
逆に続編のヒロイン・アイシラは好きになれませんでした。媚薬の件の謝罪があの程度で、しかも妖精王の決断に割り込み、あまつさえ「自分に仕えさせる」と口にするなんて…。海の精霊に祝福されているからって、図々しく感じました。
小説としてはティアラの行動に一貫性がなかったり(ハルトナイツにはダメだと言ったのに自分は城を抜け出したり)、誤字や。」等の引っ掛かる部分があったりで、時々がっかり要素が出てきます。
また、1巻のみ時系列が飛び過ぎていて混乱しました。漫画ではそんなこともなかったので、文章ならではの難しさでしょう。過去への回想は一往復程度でお願いします;;
ただ、細かい部分を気にしなければ、ハッピーエンドの幸せな物語です。自分はネオロマンサーですが、とても楽しく読めました。