日々まめまめとむしやしない
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日々まめまめとむしやしない

魚田南

多種多彩な虫養い!

2019年8月22日
一時的に空腹を凌ぐこと、そのための軽食や菓子のこと、それが虫養い。昔から京都にある風情のある言葉ですね。お腹の虫を養うという発想は何とも趣きがあります。売れないミステリー作家・春野先生と押しかけ大学生助手・伊藤くん。二人の日常を中心に多種多彩な虫養いが登場して、周りの人達も含めて少しずつ心と体が満たされてゆくようです。特にお気に入りは謎解きちらし寿司のエピソード。地方ならではの独特な味付けを知ると、何故だか気持ちがふんわりとほぐれました。
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