くちびるに蝶の骨~バタフライ・ルージュ~
」のレビュー

くちびるに蝶の骨~バタフライ・ルージュ~

冬乃郁也/崎谷はるひ

切ない

2019年8月26日
若いときは、こういう切なくて胸が痛くなる作品が大好物でした。所謂一途受け。昔はこういうお話多かった……。
自分の気持ちがわからなくなるほど誰かを好きになるって、私にはできないのでいいなと思います。相手が将嗣だけに千晶が可哀想だった。その将嗣も不器用なだけなんだけど、開き直り過ぎでしょ。2巻で、千晶が将嗣を「王将」って呼ぶシーン、胸が痛くて好き。千晶も将嗣も切ない。それにしても……千晶の「好き」を引き出しては毎回仕事に戻る将嗣には、ちょっと腹たちますけどね。
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