このレビューはネタバレを含みます▼
地下のメリーという娼館で働く男の子達のオムニバスストーリー。基本的にバッドエンド。ハピエンを思わせる話が1つあるも相手に対して好きな気持ちよりも地下へ堕ちるのが嫌だから縋るような状態。はたして地上へ行ってから幸せになれたのか…難しそうで、こうやって客に縋ることしかやりようのない状況に、これもバドエンに感じた。愛して見出してくれて暗いところから出てやっと幸せになれる…というシンデレラ的な話は皆無です。最初から出てくる2人のことが分かりこの状況下では幸せなのかと思うけど、描き下ろしがやはりメリバというか何というか…とにかく救いのない世界の話だった。分かっていて読んだので満足!メリバ・バドエンが苦手な方は読むことはオススメしません。娼館なのでエロは多いです。