秘密は白薔薇の下に
」のレビュー

秘密は白薔薇の下に

遠野春日

王道といえば王道だけど😓

ネタバレ
2019年9月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 遠野先生は、"香港貴族に愛されて"以来でしたが、こちらも王道といえば王道、ありきたりといえばありきたりな展開で、序盤主人公を匿うあたりまではよかったけど、タイトルといい、その後の展開が予想つきすぎて、個人的にはイマイチに思ってしまいました😓そして新王の即位が済んだあとの主人公の身分とか国の中での役割とかが、いくら庶子とはいえ前王の実子で現王の腹違いの弟なら何かしらありそうなのに、全くその記述がなかったのと、捕まってからの次兄のこともあまり触れてなくて、ジュールとイチャイチャして終わりってのはどうなのかと😓控えめだけど聡明な設定なのだから、女の子みたいに全てを捨ててジュールの元へってしなくても、何かしらの役割を果たしながら普段はジュールと同居するってのでもよかったと思うし、またジュールは子供を設けることが家の後継としての責務だった筈なのに、許嫁と別れて主人公を選んだあとそこをどうクリアする気なのかも書かれてなかったので、これで終わり?と思ってしまったのが残念です😓
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!