このレビューはネタバレを含みます▼
双子で生まれた稔と凪。でも性格は全く違う姉妹が小さな島での世界で海神と言われる当主の朝和を中心とする物語。
冒頭のいきなりな稔が失踪して、次の嫁は凪。というシーンがどこに繋がるのかと思いながら一気に読んでしまいました。
お互いに想い合いながらすれ違う朝和と凪。
王子様と憧れを持ち結婚した稔。でも現実は違って…。
凪に対して心の奥で思っていただろう見下した本心を表出してきた場面を見て、嫌悪感を抱きました。
凪と朝和を苦しめる事を考えるよりも自分が幸せになれる自由な道を選べば生産的なのになぁ。
最後はハッピーエンドが希望です。