真面目な不器用さんたち

私が恋愛小説を買い漁るきっかけを作った本の１つ。某サイトでチマチマ読んでいたのを、一気に最後まで読みたくなって、シーモアで見つけちゃったところから始まって今や数百冊に。電子書籍の良いところですね。お金はかかるけど。

それはともかく、こちらは、真面目な皇帝と、子供時代の想い出を喪ってしまった真面目なヒロインのお話。二人とも清廉な人間で、役目を果たすことを律儀に護ろうとするあまりすれ違ったりもするけど、お互いがお互いを大切にしているから、決定的によくないことにはならないうちに修復されるので、後味が悪くなりません。ヒロインもヒーローもキャラがたっていて、読みやすい。とても楽しく読ませていただきました。