このレビューはネタバレを含みます▼
謎の大金を持った青年・興野×亡き両親に向き合えずにいる津嶋。新幹線の中で泣いていたところに声をかけてきた興野と一夜を過ごした津嶋は、興野が大金を持ち歩いていることを知ってしまう。1話の終わり方からサスペンスものかと思ってドキドキでしたが、傷を抱えた二人が互いに支えられて一歩を踏み出す優しいお話でした。どちらももういない相手に後悔を抱えていて、それがどうしようもないことなのが切ない。「もしも」に逃げちゃだめだという興野の言葉にぐっときました。元はちゃんと愛情を受けて育ってきたのが伝わってきたので、辛そうな姿が痛かった。大家さん夫婦がいい人達でお店も素敵。食べに行きたいー。Hはがっつり、津嶋のエロ可愛さがよかった!