サースティ・ハイ【単行本版(電子限定描き下ろし付)】
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サースティ・ハイ【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

児島かつら

表紙の黄色い方が中身と違うんだがそれは…

2019年10月7日
表紙の黄色い方(薫)が中身と違うんだがそれはどういうことなのか?自分はかなり絵柄や絵のうまさも重視する、なのでそれが気になった。結果総合していうといい話だった。(★3なのは後記)。最近はファッションBLがおおいなか、男と男のケンカップル、攻め×攻めのような勇ましさ、ガッツリエロさ、エロを書く際に攻めも全裸である、エロシーンにページを割いてある漫画でした。
1度演歌歌手でデビューしたものの花が咲かなかった薫(攻め)と才能あるけどワンマンなボーカルイシン(受け)が最初はぶつかってばかりだったけど実は…という話。話の流れ的にはバンド仲間とも仲直りでき、攻めと受けは男相手でもすんなりエッチまでできちゃって、と言う流れはいいんですが、うまく行き過ぎて、逆につまらない。男が男にいきなりキスされたら、いくら弱っていても「ボーッと受け入れる」選択はないでしょう⁉ゲイじゃないのに。
歌手でデビューしていた攻めの薫が大物歌手にデビュー当時に身体的のも精神的にもいいようにおもちゃにされていた、とかもっと掘り下げてほしかった。等々、うまくいきすぎ、まとまりすぎていて、と言う部分でマイナスです。
ただ絵がウマイ。なにが言いたいかと言うと、骨格がかけなくてパンツずらしただけの攻めが受けにいれてる漫画がおおいなか、ガッツリエロシーンにページを割いてある。絵が書けないとできません。表情によっての画面の崩れもなく素晴らしい。
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