公爵令嬢の嗜み
」のレビュー

公爵令嬢の嗜み

澪亜/双葉はづき

おもしろい

ネタバレ
2019年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 転生令嬢のお話には、転生前の性格を強く引き継ぎ貴族という立場もあまり考えず天真爛漫に動き、無邪気な主人公にあきれながらもみんなが彼女を慕い助けていくという話が多いですが、全くこれは違います。 転生前の記憶を活用しながら貴族としての重責を果たそうと力の限り戦います。経済の話が出てきて複式簿記やら銀行の役目は何だとかありますが、この世界には無いシステムを転生前の知識を取り入れてより良い社会を作ろうとしていると思えば大丈夫です。
文章に関してですが、特に6巻あたりから「それ」病が発症してどんどん悪化していき読む時に引っかかりを覚えます。 他の言い回しができたはずなのに残念です。 面白いお話でしたので次回新しい作品を作る時はぜひ、期待しています。
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