本好きの下剋上
」のレビュー

本好きの下剋上

香月美夜/椎名優

1巻を読んでの感想です

ネタバレ
2019年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューで絶賛されていたのと1巻無料だったので読んでみましたが、1巻時点だとこの後を購入してまで読みたいとはあまり思えません。
転生前の大学生の主人公が、ひたすら本が読みたいという自分の欲求で周囲を振り回していて、それを諌めない周囲の描写でマイナス評価でしたが、
転生後もそれをやるとは…。
転生前の自分のことしか考えない未熟さと転生後の幼さが釣り合っているのである意味ギャップがなくていいのかな?
転生前はもう仕方ないとして、転生後はもう少し今の家族のことを思いやれるようになってほしいです。今の家族のお姉ちゃんがめちゃくちゃいい子なのでお姉ちゃんには幸せになってほしい。
まだ1巻だし主人公もこれから成長するのかなと期待を込めてこの評価です。
個人的に一番ダメだったのは、本を読みながら歩くという歩きスマホと変わらない迷惑行為を「本好き」故の行動と描写されたこと。
それは本好き云々ではなく、歩きスマホと同じく自分のやりたいことしか考えてないだけです。それを本好きだからという描写にしないでほしい。
ギャグでやってるとか主人公の未熟さ描写なら良かったけど本好きの描写にされても…。
あと震度3か4程度が耐えられないほど地震対策していない書庫で本好きと言われても、それは本当に本が好きなのか?と疑問です。本を大事にするためにも対策必要でしょうに。
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