花嫁は愛されぬ宿命を嘆く
」のレビュー

花嫁は愛されぬ宿命を嘆く

マギー・コックス/椿野イメリ

いろいろと薄い

2019年10月18日
弱々しさを感じる描線で全体が平べったく白っぽくて、最後まで仕上げた感じがしないコマが多かった。背景自体少ない。
人物も絵的に存在感が強くなく、ストーリーは踏み込み感が無くメインふたりが互いのテリトリーのところで足踏みしている時間が長いように感じた。
停滞のときを経て、動き出した結婚三年目設定にも拘わらず。

ストーリーは地味、絵も余り目が止まらず、訴えて来るところがない。このタイプのストーリーは豊富なHQ、本作はもっと絵で魅せた方がいい。さっくり読みたい人にはいいだろうが、私には味わえなかった。
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