神様のバレー
」のレビュー

神様のバレー

西崎泰正/渡辺ツルヤ

見事な伏線回収。さながらミステリーだ

2019年10月25日
選手や監督などの視点ではなく、アナリストというデータ分析・戦略立案に長けたポジションの人物を主人公においた戦略にフォーカスを当てたスポーツ漫画。

バレーボールのルール(スパイクを打っていい場所、ローテーションなど)が分からなくても、実行した戦略でなぜ相手が翻弄されているのかはしっかりと分かるから面白い。

選手たちは中学生なのでまだ経験も浅く心身ともに甘いが、必要十分の練習をすることで身体も出来上がっていき、精神力も鍛えられる。
その過程が見ていて面白いだけでなく、必ずそれらは何かしらの技術や戦略に繋がる伏線であるところが面白い。さながらミステリーだ。
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