ヒトの世界の歩きかた
」のレビュー

ヒトの世界の歩きかた

イーライ・イーストン/冬斗亜紀/麻々原絵里依

日本よ、これがワンコ攻だ

ネタバレ
2019年11月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作もよかったけどシリーズ二作目のこっちのほうが好き!
前作のランスと違い、今回メインのローマンは二年前まではガチで犬。ヒト生活に不慣れで知識も少なく、本人的にはただただ真摯に行動している…けど色々わかっていないローマンと、クイックの秘密を知らない人間マットの恋が、微笑ましかったりもどかしかったり、ニヨニヨさせられたり。
元軍用犬ローマンがほんと良いです。犬の愛すべきところを凝縮したよう。身長190cm軍人風のヒト姿に純真でひたむきで無邪気な忠犬の心がインされてるとか最高すぎない? そんなローマンが恋を通してヒトらしさを得ていくのも良かった。
ラブストーリー以外の部分で、隠し事には全く向いてないマッドクリークの住民たちが(本人たちはヒトらしくふるまっているつもりで)ボロを出しまくるとことかコメディ映画みたいでした。翻弄されるマットかわいそうw
ヒトは肉のゆで汁でお茶しないんだよ…あと犬の映画しか上映してないのかよw
ユーモラスさと哀しい過去の回想と緩急があり、ちょっとしたアクションもあり、前作カップルのイチャイチャもあり、満足感のある作品でした。
総評:犬可愛い
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