このレビューはネタバレを含みます▼
自分の境遇やおかれた立場に嘆くのではなく、自分の意思で切り開く。お話はもちろんフィクションですが、現代社会の問題がところどころに見られ、考えさせられるものがありました…登場人物それぞれに人間らしい迷いや弱さがあり、自分自身と葛藤しながらも少しずつ成長していく。読み終わると、明日から自分も頑張ろうという気力がわいてきます。…さてさて、物語はここからが面白くなりそう！ちゃっかり想いを伝えた鎮さんは、宣言通り日夜子さんをがっつり攻めていくんでしょうか。五竜の成長と二人の恋愛、どちらもじっくり見守りたいなと思います。甘口が好きな人にはまだまだ薄味ですが、今後に期待ということで！(ちなみにヒーローの鎮さん。私的『上司にしたい人』部門ナンバーワンでした。)……彼の甘さが早くみたいです。
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