赤狩り THE RED RAT IN HOLLYWOOD
」のレビュー

赤狩り THE RED RAT IN HOLLYWOOD

山本おさむ

6巻まで読んだところです。

2019年11月3日
赤狩りやレッドパージという言葉は知っていても、実際にはどうだったのかは知りませんでした。歴史の教科書には載らない内容で、今のこの年齢だから理解できることがたくさんありました。
各巻の巻末に、作者さんが「作中のこの部分はフィクションでこの部分は事実」と説明を入れてて、真摯・謙虚に作品に向かわれている姿勢に胸を打たれます。

【後日追記】2019/11/15の朝日新聞朝刊に、ハリウッド・テンを支援した俳優の1人マーシャ・ハントさんのインタビュー記事が載ってました。赤狩りの時代に多用された「非米」という言葉が、現代再び飛び交っていることへの危惧を話されてました。
今、この作品を読んで当時の歴史から学ぶべきことがあるように思いました。
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