このレビューはネタバレを含みます▼
シングルファザー同志で協力し合って生活をする物語。
その中で、子供たちとどう接するかを悩み、料理に目覚め、家族の時間として一緒に料理をしながら親も子も成長していく物語。
とても良いです。料理の部分も勉強になるし、人物たちのそれぞれのドラマも面白いです。
何度も読み返しています。
BL作品も書かれている作者で、先にBL作品を読んでいました。
なんか絵が似ているな……と思ったら、同じ作者じゃん!!と驚いたマヌケな私です。
BL作品の主人公二人と父親たちが似ている雰囲気なので、ついつい錯覚しそうになります。
BLジャンルでも子育て作品がありますが、BLではなくノーマルなお父さん二人だからこそ、恋愛色無く、子育てや自分の抱えている問題と向き合うことにクローズアップされて、良い作品になっているように思います。
自分の子供と、相手の子供。性格の違いや生まれ育ちの違いなどを感じつつも、二番目のお父さんという立ち位置で、しっかりと情を掛けて両方の子供を大切にしている姿が好ましいです。
できれば、お父さんたちに恋人が出来たり元妻とよりを戻したりという流れにはならないで欲しいかなぁ~。
子どもとお父さんの構図のまま、末永く暮らして欲しい四人です。お父さん同士の友情もとっても良いです!