Prisoner Of Legs ― 艶脚に囚われた捜査官 ―
」のレビュー

Prisoner Of Legs ― 艶脚に囚われた捜査官 ―

吉桜美貴/加藤徹平

やっぱり凄い

ネタバレ
2019年12月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いでしたが、やっぱりすごかった!!いつも迫力ある描写、表現力にぐいぐい惹き付けられ一気読みなのですが、今回はストーリーもアクション映画並みで、脳内で映像化された生死の狭間の極限状態でのやり取りは圧巻でした。そして、作者さんには珍しくあとがきがあり、そこでも触れられていますが、色気と肉体の美しさを描写したということですが、文章から匂い立つエロさが堪りませんね。本当に凄いです。作中でシリウスがルビーに強烈に惹き付けられる場面では、最終的に「ヤバイ」という言葉でまとめられていますが、そこにたどり着くまでの描写が凄まじく、そこらへんの「ヤバイ」とは重みが違います(笑) シリウスとルビーだけでなく上司のミハエルのキャラも突き抜けていて魅力的でした。捜査官と容疑者という立場で出会った二人に突っ込みどころは色々ありますがそれでも読んで良かったです。
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