このレビューはネタバレを含みます▼
結末は処刑とわかっていても最後まで読んでしまいました。せめてもの救いは子供が新しい世界で生きて居られる事のみ。マリーアントワネットと影武者(男)の話で、段々2人の絆が深まって命を預ける程信頼関係が出た所が良かったです。マリーに関しては夫のルイ16世めちゃくちゃ良い人なのに、いきなり浮気しちゃったし、自信ないのにプライドばかり高くて嫌いでしたが…子供生まれてから王妃らしさが出て、酷い描写もたくさんありましたが処刑される直前まで影武者と子供の事を思っていた所が感動でした。影武者も死んでしまうのかとヒヤヒヤする場面が多々ありましたが、マリーの子供と新しい土地でラストを迎えていて意外でした、影武者にならずに逃げる事も出来たのに最後まで貫いたのは、マリーとの信頼関係が大きかったんだなぁと感じました。割引で安く購入したので良かったです。