鬼の王と契れ
」のレビュー

鬼の王と契れ

高尾理一

3巻まで読みました。面白かったです。

ネタバレ
2019年12月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 鬼を使役する一族に産まれながら鬼を怖がる主人公の鴇守と生まれた瞬間に鴇守に一目ぼれをした最強鬼の夜刀が織りなすストーリーです。鬼使いなのに鬼に怯え怖がる鴇森は千年続く一族の過渡期に生まれた待望の子だっただけに自身の不甲斐なさに萎縮していますが夜刀の愛情と献身を受け守られながら成長をしていきます。(2巻から登場しますが)なんといっても修復師という陰陽師的存在の右恭という人物がいい味を出していて高慢な冷酷さとは裏腹な内面に最後は涙してしまいました。
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