孤高の王は囚われの姫から愛を知る
」のレビュー

孤高の王は囚われの姫から愛を知る

七福さゆり/ウエハラ蜂

240頁

ネタバレ
2019年12月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 悲しい境遇のヒロインがヒーローに救い出されて幸せになるお話でした。
最初はヒロインが可哀想な描写がありますが、その後はヒーローと心を交わす物語が丁寧に描かれています。ヒロインは素直な良い子なので、えっちの時も素直に受け止めすぎてヒーローに笑われるシーンがほっこりします。
少し意地悪なヒーローとの相性も良いかと思います。
えっちも充分あり、色んなパターンが楽しめました。
残念なのは、ヒロインは何も見ずに生きてきたはずなのに見たことがないものも地の文として描写されているところ。読み手としては分かりやすいですが、ヒロインという人物を考えると、そんなに直ぐに色とか物とか分からないのでは?と納得できなかったので☆−1です。あと、ヒロインはほぼ全盲と変わらない生活をしてたのにものが見えるようになるのにも引っ掛かりが。先天盲じゃないからでしょうか…。
いいねしたユーザ3人
レビューをシェアしよう!