このレビューはネタバレを含みます▼
絵はそこまで好みではなかったのですが、完全にタイトル買いです。うまくいえないけどイイ…となり思わず購入。「先生」が学校の先生でもお医者さんでもなく、作家というのとイイですね。しかも相手である攻めも同業者というのも新鮮な設定。
受けは昔の恋なのかもよくわからない感情を引きずる飄々としたつかみどころのないキャラなのですが、随所随所にウブというかもはや子ども？のような反応を見せるところがあって、魅力的なお話をかくのが納得できる。攻めは私小説一本ブレイクとばしただけのただの道楽息子と思いきや、受けがいう「素直さ」が魅力というのがよくわかる真っ直ぐさで、賞をとるレベルの物語をかけた人物だということに納得できました。最後の番外編の「愛してるんだ、そばにいてくれ」はあんなにサラッと当然の如くには、なかなか言えませんよね〜〜受けもピュアだけど、攻めもなかなかのピュア。
そのセリフとシチュエーションだけで買う価値ありました。ごちそうさまでした。
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