錆びた夜でも恋は囁く【電子限定おまけ付き】
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錆びた夜でも恋は囁く【電子限定おまけ付き】

おげれつたなか

最後は弓が幸せになれて良かった。

ネタバレ
2020年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 錆びたでは、はだけるで林田がかんちゃんと呼ばれていた頃の話
恋人の弓に日常的に暴力それもかなり酷い、初めはかんちゃんに暴力振るわれてるのにそれに文句を言わずに受け入れてる弓の心情がイマイチ分からなくてだけど話が進む内に中学時代好きだった真山と再会したことで何故暴力振るわれても我慢して別れずかんちゃんといたのか、かんちゃんが好きとと言うより、深く詮索せず自分に興味も持たない、一定の距離を保ってくれる相手だから楽で一緒にいたのかなと思った、惰性もあったのかも。

でも弓が本当に求めてるのは自分を心の底から思って大切にしてくれる人
一見真山はコミ障でおどおどしてて自分の思いも上手く伝えられないけど
不器用なりに弓に酷いこと言われても一途に思って、恋人にDVされてる弓を心配して守って上げたいと思う優しい男
ただ中学時代2人が一体どこに惹かれて心の中でずっと忘れられず思い合っていたのかイマイチ深く掘り下げられていなくてイマイチ分かりづらかったのが残念です。
でも最後は気持ちが通じ合ってラブラブになったので良かったです。

ここでのかんちゃんはDV男として書かれていて大嫌いだったのですが
なぜ高校では笑顔を見せてたかんちゃんが笑顔になれなくなって、DVするクズになったのか、恋愛ルビとはだける読むと理由が分かるし、印象も変わると思うので
合わせて読むことをオススメする。
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