アルファは月夜に愛を乞う ~人狼オメガバース~【イラスト入り】
鈴木あみ/サマミヤアカザ
このレビューはネタバレを含みます▼
キャラクターの関係性はいつも通りの安定感なのですが、今回設定の甘さがちらほら見られました。
あと、本文内挿し絵の鎖の描写も文章と違いますし…
文章力とキャラ描写はいつも通りの安定感なので、今回その設定の甘い部分や説明抜けが残念でした。
ジャレッドとアデルの後朝のベッドの処理でメイドとか経由で伯爵にばれないのはなぜかとか、修道院で籠もっている間に耳と尻尾が常時出ている描写があるのにその(発情していると丸分かりの)状態でジャレッドが外出していたとか、籠もっている間修道院側にどう説明していたのかとか、公爵はジャレッドが同道するのをどうして見逃したのかとか、レガラドの件は公的にどうなったのかとか、色々ツッコミどころが多く、本当に勿体ない…
エロは多め。
他社のこの作家さんの幾つかのシリーズが紙で新刊即買いばかりで本当に素晴らしいだけに余計に落差があります。
それでも設定の甘さに目が潰れれば、受けはけなげで、攻めの溺愛は確約、エロ多めのため、そこら辺重視の方にはおすすめできなくはないかも?
【評価基準】→
☆5…希少で最上の作品!何度も読んじゃう!
☆4…最高!人にもおすすめ♪(※他の人の☆5-4位)
☆3…面白い~一応、完読した(※他の人の☆4-3位)
☆2…微妙~二度読み無しかな(※他の人の☆3-2位)
☆1…つまんない!~時間の無駄かな…
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