DEADLOCK
」のレビュー

DEADLOCK

英田サキ

BLをノベルで読むのは大事件

2020年1月17日
コミックから流れて来ました。
文字で読むのはノンフィクションのみの自分としては、
フィクションのBLをノベルで読むのは大事件です。
それほど続きが気になってしょうがなかった!

やたらシリーズが多くて最初どれがコミック4冊の続きか迷いましたが、
DEADLOCK (DEADLOCK、DEADHEAT、DEADSHOT) →
外伝 (SIMPLEX、HARDTIME) →
番外編 (STAY、AWAY) →
Season2 (OUTLIVE → PROMISING)
と展開されており、
コミック4冊は、ノベルのDEADLOCK1冊分で、
続きはDEADHEATからでした。

もうユウトとディックのその後が読めて大満足です。

ノベルを読んで気づいたのは、
ノベルの方が心情表現や場の空気を察する描写が豊かということ。
絵では表現が難しい描写がけっこうあるんだなと気づきました。
ある意味、コミックより情報量が多いです。

あと、ユウトやディックはコミックの見た目を頭に浮かべるのですが、
新しい人物が登場すると当然自分の中で先にイメージを作りあげるわけです
そのイメージが、後から刺し込まれる挿絵の顔と全然違うんですね。
挿絵はどれも顔が美形できれいすぎるんです。笑。
(自分はもっと現実的なアメリカ人の顔を想像してる)。

それが違和感で、挿絵はない方がよいと思ってしまいました。
コミックがないとノベルには辿りついてないので絵の力は偉大だと思ってるのですが、
まさかの挿絵否定に自分でびっくりです。

DEADHEAT229ページ、DEADSHOT226ページ。
いいねしたユーザ16人
レビューをシェアしよう!