綺麗なオスは棘だらけ
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綺麗なオスは棘だらけ

そうだすい

何がしたかったのか不明なまま打ち切り

2020年1月18日
これから長編になるんだろうな〜と思っていた矢先、急に完結しました。
とりあえず最終巻読んでみましたが、上手くまとまってるわけでもなく、結局何が描きたかったの?状態。打ち切りとしか思えない。

長編にして、逆ハーレム展開描けば普通に面白そうだったのに。とても残念です…。
作者さんにやる気がなくなったのかな?続き考えられなくなった?とか色々考えても仕方ないことを詮索したくなってしまいます。
5巻までは真剣に描かれていた気がするんですが、6巻で急に終わりっぽく見せる為に考えてた設定詰め込んでダイジェストで見せましたって感じになってました。

とはいえ、その設定ほんとにする気だったの?と納得できない部分もかなり多いです。
主人公のお母さん、八百屋やってるのに亡くなってるお父さんが芸能関係者だったとかも意味わからない…。
序盤で芦原さんが郁を女の子と間違えて寝ぼけて抱きつくシーンがありましたが、本人も女の子と間違えたと言っていたのに、6巻目でそのお相手は犬でしたってオチわざわざ入れていたのも意味不明すぎる。

男のくせに可愛い主人公にドキドキ、なんてフラグは最後にぶっ飛び、あっさり簡単にメンバー達に女バレして、「ここだけの秘密にしよう」ってメンバー達の総意で普通にライブ行われて終了。
いやいや…ないわぁ…。そもそも補欠メンバーじゃなかったのか。
それほど彼らにとって必要でもない存在のはずなのに、男ってことにしたままライブすることを即決で決めてくれる彼らが逆に怖い。
なんの展開もなくなんの絆も生まれてないはずなのに。黙ってるどころか、性別偽るとかバカじゃねーのありえねーってなるでしょ普通(笑)

芦原さん、萌えれそうなキャラだったのにな。
尊に至っては、メインキャラなのに打ち切りのせいで結局何の恋愛フラグも立たずに終わりました。
ほんと何だったのか…。
何だったんだこの漫画…。ショックなので☆1です。
打ち切りじゃなければ☆4以上付けたいくらい好きな作品になっていただろうに残念です。
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