己が求める望みとはいったい何か

ネタバレ

2020年1月21日

このレビューはネタバレを含みます▼ エビアンワンダーでもレビューさせていただきました( ˘ω˘ )エビアンワンダー、+REACT共に書籍でも所蔵していますがいつでも読めるようにと電子書籍でも購入しました。
長期連載ということで初期から最後を見返すと絵に美しい進化が見られます。長期連載の醍醐味ですね。

フレデリカの能力が悪を地獄へ送るのは前と変わりませんが、何をもって悪とするのが解明されてゆくのが醍醐味と言っても良いでしょう。
だんだんと女主人公フレデリカの能力の秘密が解き明かされてゆくのが、このREACT。そして秘密が明らかになるにつれ彼女が何を思い(大切にし)、彼女が何に対して怒るのかが明確になってゆきます。
神や天使、悪魔のいる世界において人間とは一体何なのか。神は人々を救うといわれているが、悪魔は忌むべきものとされるが本当なのか。クライマックスの怒涛の展開は圧巻です。
また、おがきちか先生の描く他作・Landreaallでも素晴らしい伏線改修がこちらでも遺憾なく発揮されております。最後の最後でそうくるかー！と思わず唸りました。そして少し泣きました。
Landreaallは既に30巻を超えていますので、手始めにおがきちか先生の本を……という方には是非オススメです。(作品内容はかなり異なりますが、こういう作風なんだな〜程度には参考になるかと思います)
エビアンワンダーは計４巻ではありますが、それを１冊にまとめ、おまけ漫画付きのエビアンワンダーコンプリートもオススメです。こちらは残念なことに電子図書化されていないようですが……

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mu mani さん

(女性/30代) 総レビュー数：8件
カレーさん

(－/－) 総レビュー数：6件

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