転生しまして、現在は侍女でございます。
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転生しまして、現在は侍女でございます。

玉響なつめ/仁藤あかね

仕事大好き侍女さんの奮闘記

ネタバレ
2020年1月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ よくある異世界転生もの、流行りの乙女ゲー系と言ってしまえばそれだけかもしれません。しかし、転生した先でヒロインは乙女ゲーにちらりとも出てこないモブ!そこでこの乙女ゲーの世界で将来的に悪役令嬢王女となるを支える侍女として働きます。ここまではタイトルや試し読み通りですね。 長い月日を共に過ごすうちに王女とヒロイン(侍女)には良い絆が生まれます。ヒロインである侍女は乙女ゲーの悪役令嬢に王女をさせないために!が目的のようですが、それ以上の感情が小説の中で読み取れます。別に百合ではありません、美しい主従関係というべきでしょう。 そんな侍従ヒロインも王城で働く以上、下賤の出なわけもなく貴族の娘です。本来であれば社交界デビューを果たし、結婚していてもおかしくない年頃。しかし、ヒロインは侍女こそが天職!と日々を愉しみます。 そんなある日、ひょんなことから騎士と出会うことになったヒロイン。分かりやすいアピールも家のため王女に取り継いでということかしら?とやや鈍目な発想。 まだ2巻途中までしか読んではいませんが、王女と侍女のこれから、騎士と侍女のこれからに目が離せません。 ゆっくりと読んでいますが、2巻読破の暁には新刊購入をしようと考えています。続きが楽しみです。
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