じんわりと灯る火種





2020年1月26日
主人公が初めからゲイなわけではなく、自分の中の「ゲイ」を自覚しながらも見ないように生きてきた秋が、桧山と出会ってひかれていく様がとても丁寧に描かれていて好感が持てました。簡単にゲイを受けいれられない感じもリアルです。桧山も飄々としているけれど、過去に切ない恋をしていることも描かれていて、その二人が少しずつ近寄って想いを寄せていく姿が愛しい。派手さはないけれど、しんみりと染み入る品のいいお話でした。
ただ、おそらくdesignのスペルミスなんじゃないかなぁという表記が度々出てきたのが気になりました。
ただ、おそらくdesignのスペルミスなんじゃないかなぁという表記が度々出てきたのが気になりました。

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