ティアラ文庫溺愛アンソロジー④愛欲覚醒
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ティアラ文庫溺愛アンソロジー④愛欲覚醒

沢城利穂/せらひなこ/蘇我空木/永谷圓さくら/なつきしずる/桜しんり/駒田ハチ/池上紗京/駒城ミチヲ/炎かりよ/Ruki

期待しすぎた

ネタバレ
2020年1月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さんにもイラストレーターさんにも好きな方がいたので買いましたが、個人的には期待したほどではありませんでした。短編なので仕方ないのかもしれないけど、もっとストーリーがちゃんとあるものが読みたかった。
・沢城利穂さん…両親を亡くし、初恋の人が後見人になる。特に山場も盛り上がりもなくハッピーエンド。
・せらひなこさん…大正時代のエリート軍人夫との倒錯的な夫婦生活。ほぼエロだけど、もっと長い話でちゃんとストーリーもあったらおもしろそう。
・蘇我空木さん…薬師と使用人。どこかで読んだような話で、期待したわりにはありきたりだった。
・永谷圓さくらさん…「交尾しないと出られない部屋」に閉じ込められる王と側近。コメディっぽくてさらりと読めた。あまり溺愛という感じではないかも。
・なつきしずるさん…お互い奥手で可愛いカップルと思ったのに、服に入った蜂と乳首を勘違いする描写とかがしつこくて興ざめ。これも期待してたけど色々突っ込みどころの多い話だった。
・桜しんりさん…男勝りなヒロインと凛々しく成長した幼馴染みのヒーロー。素直になれないヒロインやヒーローの成長ぶり、二人のすれ違いがちゃんと描かれていて一番おもしろかった。
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