むむっ？

作家さん買いです。いつも星の評価低めにもかかわらず、つい買ってしまう不思議な魅力の作者さんです。決して二度目を読む事はない、稚拙な絵とストーリーなのに、新しい作品を見つけると気になってしまうのは、何故？って自問自答。
この作品も設定とアイディアは面白い。どの作品にも言える事ですが、アイディアを活かしきれてないのが、残念です。ストーリーの構成も、流れてるように見えて、飛び飛びの感じに違和感を覚えます。
結局のところ、印象に残っていません。
男爵とアンドロイド執事の恋ですが、受けは男爵には到底見えず、アンドロイドもアンドロイドらしくない。その時点ですでにガッカリです。恋心がわからないアンドロイドは、いつジャニスが愛おしい感情になったんだろう？あまり萌え処はありませんでした。
何より大切なナニはどうなってんの？って感じで違和感MAXです。セッ☆スできるアンドロイドって何？そんな機能ありきで作られるって何？皮膚感は？質は？ロボットが相手、傷つけないの？血液流れてないのに、モノがたつ設定なの？機能と感情は連鎖してるの？そもそも、アンドロイドは恋するの？AIが発達してたら可能なの？よくわからない設定です。まぁ、そこまで深く考えなくても、サラッと流して読んだらいいのかなぁ…いやいや、キャラクターの基本設定は物語に重要じゃない？
あと、ジャニスのバカさ加減がイライラします。致命的(笑)