愛が死ぬのは君のせい
」のレビュー

愛が死ぬのは君のせい

桃森ミヨシ/鉄骨サロ

時空を超える愛?

ネタバレ
2020年2月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最終巻まで読んだ感想。まだ読んでない方は要注意。
最終話を読んだ後に第一話を改めて読むと、一墨くんが孤独に積み上げてきた6年間の想いに涙が溢れてきます。本当に報われて良かった!ワルツは2人にとって異質で邪魔な存在でしかなかったけど、最後に何故あの瞬間を選んだのか、と考えると、愛生との繋がりを消したくなかったワルツの想いにも泣けてきます。なんて壮大な三角関係なんだ…あと意外なところでは津村さんがあんなに大活躍すると思わなかった。
宇宙人とか時空の通り道とか物理学的な話も絡んで来るから、設定を理解するのはかなり難しく少女漫画の枠を超えてる気がするけど、それでも芯にあるのは純愛ラブストーリーだった、というのが凄いです。できれば2人の未来とか然と白い男のその後の交流とかスピンオフで読みたい!
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