このレビューはネタバレを含みます▼
読み始めはエロ系かな?と思ったんですが、どんどん要素が多くなり深いお話になりました。どちらにしろインタレスティングな吸引力があり一気読みでした。
若干ですが、問題提起が多くて途中忙しい感じがあったんですが、つまりは人の煩悩という不動のタイトルがあったんだなぁと読後しばらくして納得しました。無宗教なもので個人的に仏教って「坊主丸儲け」というイメージで胡散臭いと思ってたのですが、読んでみて宗教感が変わりました。宗教の理りを作ったの人であり、人が懊悩するから出来たもので人が救いを求めるからこそ存在するのですね。うーん深い。男女共に色気のある人物が描ける方なので、徹頭徹尾エロ系のお話でも読んでみたかったなと思ってしまいました。