蔵六の奇病(単話)
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蔵六の奇病(単話)

日野日出志

目を背けないで

2020年2月5日
日経新聞にこの作品と作者が紹介されていて読みました。初めて接する恐ろしさや痛ましさの中にも、どこか美しさや懐かしさを感じる表現で、読んでいて心に突き刺さりました。極限にある蔵六が生きていたのは、望むものを求め続ける強い気持ちからでしょうか。自分は何によって生かされているのかが問われている思いです。
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