このレビューはネタバレを含みます▼
紗和が小さい頃に一緒に遊んでその後もずっと忘れられなかった子に高校で再会という設定もそこから前向きに変わっていく様子も、紗和と健太郎のかわいらしい初恋も良いんですが、入れ替わりに健太郎と慎二以外まったく気づかないというのが引っ掛かりました。一卵性双生児だとしても高校生の男女であれば体つきも声も雰囲気も全然違うんじゃないでしょうか？気づかれないのであれば、周りが洸一と紗和が双子というのを知らないのが違和感…。（中学生の頃は知られてたみたいですが。それが嫌で知り合いのいない高校に進学、紗和のダサすぎな格好で周りは双子と気づいてないとか？それならそもそも紗和は洸一と違う高校にすれば良かったのでは？と思うんですけどね…）そして健太郎の名字って「森田」ですよね？作者さんの手書き文字で「森村健太郎」となっていた箇所があり、「え…」となりました。（紗和が沙和になってる箇所もありましたがそこは手書きじゃなかったので、文字を入力？する方が間違えたんだろうなと）この作者さんは絵もきれいだしお話の設定もおもしろいと思うんですが、物語の要となるような大事なことをスルーで進めてしまいがちな印象があります。
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