「ギリシアの魔法
」のレビュー

ギリシアの魔法

藤本さみ/サラ・ウッド

プライドの闘いか⁉

ネタバレ
2020年2月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ この物語は いろいろと人物背景の設定に疑問が大いにある。姑の嫉妬に惑わされて真実を見抜くことに恐怖を感じ逃げた若き日のヒロインオリヴィア。なぜ3年経ってようやく離婚をする気になったのかが描かれていないために その真意は伝わらない。離れている間も彼が迎えに来ることを期待していたはず。それならば、限りなく待ち続けるという経過もあり得たわけだ。例えば、彼がタブロイド紙に女性関係を報じられたのを見たとか それならばもうやり直すことは無理と ギリシアへ訪ねることになるのは合点のいくところだが、はて それは何だろう。ヒーローディミトリが行動しなかったことは理解できる範疇だ。出て行ったのは彼女のほうだから 愛してくれているなら謝罪と共に戻ってきてくれると考えていただろうから。けれど、彼の親しくしている友人は、彼女を追いかけるように説得しなかったのか?何もかもを話して聞かせていたように読めるのだが。また、姑の再婚相手もオリヴィアのファンだということは姑が知らないわけは無い。なぜ、義理の息子となるディミトリとオリヴィアが別居しているのか知りたいはずだ。そうなると、姑の行動もなにかしらアクションが有って然るべきだろう。これらが なにも無しでこの物語は何を読むのか?ああ、誤解が解けて復縁出来てよかったね。
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