このレビューはネタバレを含みます▼
司に接近してきた謎の男・雨宮×久我財閥の御曹司・司。順風満帆な人生を送ってきた司の前に現れた謎の男・雨宮。薬で眠らされ、目覚めた司の体には異変が起きていて、Ωとなって雨宮に襲われてしまう。久我家の後継問題も絡み、司を貶めたはずの雨宮の行動に混乱し、やがて自身の出生の秘密に焦点が。痛々しい始まりで、もっと酷いことが起こるんじゃ…とハラハラしたけど、そこまで悲惨なことにはならなかったのでほっとしました。しっかりページを使って描かれているようで曖昧な部分も多く、すべてをちゃんと理解できてはいないかも。第4のバース、エニグマも最後まで謎に包まれていますが、他人のバース性を操るというのは最強では?毒にも薬にもなる力を良い方向に活かしたラストでよかったです。