このレビューはネタバレを含みます▼
13巻まではふたりの関係にときめきながら楽しく読んだのですが、14巻以降の展開がわたしは受け入れ難かったです。
「犯罪被害者」「心神喪失で罪を問われなかった(軽減された)」など、果たしてこの作品で触れる意味があるのか、と思ってしまいました。
一方でこういう作品だからこそ問題定義する意味があるのかもしれない、とも思いましたが……。誰よりもわかってほしい妻に苦しさを理解してもらえない、味方になってもらえないのはつらすぎる展開だな、と。
この部分を書くのならば、もっと丁寧に書く必要があり、「犯罪で傷つけられた人や家族」に対してあまりにも無神経なのではないかと思ってしまいました。
13巻までは好きな作品だったからこそ、残念です。