ウチの嫁が言う事には 【合本版】
」のレビュー

ウチの嫁が言う事には 【合本版】

煙川時々

ほんわかな表題作+シビアなスピンオフ

ネタバレ
2020年2月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 単話売りの「ウチの嫁が言う事には」「ウチの旦那が言う事には」「ウチの教師が言う事には」をまとめた合本版ですが各話タイトルの表記はなし。表題2作とスピンで違う作品みたい。どちらもよかったので、それぞれ1冊ずつでもっと長く読みたかった。また続き出るかな?
「ウチの嫁が言う事には」「ウチの旦那が言う事には」
前世の記憶を持っている元夫婦、お人好しすぎる武田(ジャック)とイケメンヤンキーな姫原(マリー)。出逢った瞬間に互いを認識した二人。ツンデレ健気な姫原が可愛い!武田のお人好しがひどくて嫁は大変だなー。キス止まりだけど前世通りに武田×姫原っぽい。とにかく姫原の可愛さに尽きる!
「ウチの教師が言う事には」
武田にちょっかい出していた化学教師・冬森のスピンオフ。同僚教師・五十川×冬森と、臨時校務員・大野×冬森で後者が本命。「ウチの嫁〜」とは打って変わってシビアで重い。毛色が違いすぎて一冊にまとめるにはちょっとバランスが悪く、五十川とのことがメインかと思うほど比重が大きい(Hはほぼ五十川)ので1話に収めるにはこれまたバランスが悪い。けど好きなタイプのお話。大野がモブみたいなのでもっと二人のパートが読みたいです。
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