このレビューはネタバレを含みます▼
10年前に出会い、再会を誓っていた高校生α・慶介×美しい褐色肌の皇子・ライ。愛らしく成長しただろう慶介を迎えにきたライが見たのは、身長195cmで逞しく成長した姿。しかも押し倒されて首を噛まれ、Ω因子を持っていたライはα→Ωに変容してしまう。Ωになった自分も、運命の番も受け入れられないライの葛藤。普段は優しく誠実そうな慶介が、ライを前に一気に雄くさくなるのがかっこいい。運命の番だから好きなのか、運命じゃなくても好きなのか、オメガバースにはついて回る問題かも。悩みながらも正面突破する慶介も、尊大だけど心優しいライもどちらもよかったです。イケメン同士で眼福、そしてとにかくエロがすごい!めちゃくちゃエロい。慶介は皇子にふさわしい男に成長するだろうし、最後はほっこりハッピーエンドでよかった。どうせなら子供も見たかったなあ。